石破首相は17日の自民党役員会で、新人議員15人に10万円分の商品券を配布した問題について「引き続き、誠心誠意、真摯に説明を尽くしていきたい。心配をかけて恐縮だ」と述べた。森山幹事長が、17日の記者会見で明らかにした。
石破首相は役員会で、党幹部らを前に、「商品券の問題について、様々な指摘を頂戴している」と述べた上で、「法的には何ら問題ないが、理解を頂くに至っていない」と説明した。その上で、「引き続き、誠心誠意、真摯に説明を尽くしていきたい。心配をかけて恐縮だ」と述べた。
一方、森山幹事長は、石破首相の説明責任について問われ、「石破首相は、これまでも会見等で、繰り返し説明をしているし、17日の参議院予算委員会でも真摯に答弁に努めている」と指摘。その上で、「引き続き、趣旨や経過について、丁寧に説明を尽くすことだし、首相もその方向での強い気持ちを持っている」と強調した。