3月17日も風が冷たく「寒の戻り」となっています。これからの時期、農作物の「凍霜害」にも注意が必要です。

長野市の合同庁舎では「凍霜害」に注意を呼びかける「キャラバン隊」の出発式が行われました。

花や枝に霜がつく「凍霜害」。発生は4月が最も多く、長野県内の被害は2023年が23億3000万円余りと、1984年の統計開始以降5番目の多さでした。

県は「防霜ファン」の活用や、灯油を燃やすなど畑の温度を上げる対策を呼び掛けています。

長野地域振興局長:
「生育が進んでおりまして、遅霜、低温の影響が懸念される」

県内は寒の戻りとなっていて17日朝は平地も松本で0℃を下回りました。この先も寒暖差の大きい日が続きそうです。

長野放送
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