石破首相が3月、自民党の若手議員15人と会食した際、秘書を通じて10万円分の商品券を「お土産」として配布していたことが分かりました。
石破首相は3月3日、2024年10月の衆議院選挙で初当選した議員15人を首相公邸に招き、会食を行いました。
関係者によると、その会合の前に「お土産」として石破首相の事務所からそれぞれの事務所に一人当たり10万円分の商品券が手渡されたということです。
1回生議員側はその後、「ご時世的に受け取れない」として返しました。
石破首相は13日夜、「これは会食のお土産代わりに、家族へのねぎらいなどの観点から、私自身のポケットマネーから用意したものだ。法的には問題ない」「大勢の皆さまにご心配をおかけし、いろんな思いを持たせていることは大変申し訳ない」と述べた上で、法律には何ら抵触しないと強調しました。