沖縄県内のレンタカー店で猫が見つめる中で腰をかがめ抜き足、差し足、忍び足。
店内を物色する不審な男の姿をカメラがとらえました。
12日、会社員の岸本裕貴容疑者(36)が窃盗などの疑いで逮捕されました。
岸本容疑者は2024年9月、那覇市のレンタカー店に侵入し、現金約120万円とキャッシュカードが入った金庫を盗んだ疑いが持たれています。
当時、岸本容疑者は店のドアガラスを割り侵入すると、3匹の猫がしきりに室内を歩き回る中、動揺するそぶりも見せず侵入からわずか2分ほどで金庫を盗み取っていきました。
事件から、約6カ月。
2月、別の窃盗事件で逮捕されたという岸本容疑者。
捜査を進める中でレンタカー店の窃盗への関与を認めたといいます。
また、犯行の理由について岸本容疑者は「生活費に困っていた」と容疑を認めていて、警察は余罪があるとみて捜査を進めています。