石破首相は13日の衆院予算委員会で、高額療養費制度の上限額引き上げを見送り予算案の再修正という異例の事態になったことをめぐり、立憲民主党から石破首相と患者団体との面会が遅かったのではないかと問われ、「(患者団体の)理解をいただくに至ったと判断した私の判断が間違いだった」と述べた。
石破首相は「実際に患者団体の方々と接した厚生労働省の担当者からも何度も、報告を受けた。なんとかご理解をいただくに至ったと判断をした。私の判断が間違いだったと言えばそういうことだ。もっと早く聞くべきだったというご指摘は、甘んじて受けなければならない」と述べた。
その上で、「参議院において参考人で患者団体の代表の方々も質疑の中でご意見を述べられ、そしてまた実際にお目にかかる機会を得ることができた。衆議院の審議段階で会っておくべきだったという、ご指摘をいただければ、それはその通りだ。大変申し訳ない」と陳謝した。