愛媛・松山と中国・上海を結ぶ航空定期便がコロナ禍以降、運休が続いています。中村知事は12日に中国で運航会社の幹部と面会。幹部は夏頃の再開に意欲を示し、交渉が大きく前進しました。
中村知事が訪れたのは、松山~上海便を運航する中国東方航空の本社。ナンバー2の万慶朝副社長と会談し、運航再開へトップセールスしました。
中村知事:
「(搭乗率が)80%を全てが超えている好調な状況です。非常にきれいな国際線専用のカウンターとターミナルを作りました」
PRしたのは、松山空港の国際線が台北便やソウル便などで搭乗率が8割を超え好調であることや充実した受け入れ体制。一日も早い再開を求めました。
愛媛県によりますと万副社長は「今年夏頃に再開できるよう全力で努力したい」と意欲を示し、運航再開へ大きく前進しました。
中村知事:
「まだまだ決まってるわけではない。何ができるかをお互い話し合いながら実現に向けて着地点を見出していけたら、再開の可能性は十分にあると思う。(ビザの)緩和が双方で国同士の話が進みましたので、ベストなタイミングじゃないかと思う」
このあと中村知事は、再開を見据えて現地の旅行会社へサイクリングやスキーなど愛媛の観光の魅力をアピール。出席した旅行会社からは「道後温泉などの周遊、しまなみ海道でのサイクリングを盛り込んだツアーづくりに取り組みたい」と好感触だったとしています。
このほか松山空港の国際線は、エバー航空が運航する台北便も3月30日から4月17日までの期間限定で、週7往復のデイリー運航が初めて決まり、サクラの開花など春の行楽シーズンにあわせて多くの訪日客の利用が期待されています。
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