2024年10月から12月までのGDP=国内総生産の改定値が、下方修正されました。

11日発表された2024年10月から12月のGDP改定値は、物価変動の影響を除いた実質でプラス0.6%でした。(速報値はプラス0.7%)

これが1年間続いた場合の年率換算では、プラス2.2%で、2月に公表された速報値の2.8%から0.6ポイント下方修正されました。

GDPの半分以上を占める「個人消費」が、最新の経済統計を反映した結果、外食などのサービスや自動車が想定を下回り、プラス0.1%から0.0%に引き下げられたことなどが影響しています。

一方、企業の「設備投資」はソフトウェア投資が増加したことでプラス0.6%となり、2月の速報値より0.1ポイント引き上げられました。(速報値はプラス0.5%)

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