メジャーリーグ開幕まであと9日。
大谷翔平選手(30)に、鈴木誠也選手(30)、そしてダルビッシュ有投手(38)、開幕へ向け、9日はそれぞれの“初”に注目しました。
たくさんの大谷ファンが駆けつけたロサンゼルス・ドジャースのオープン戦。
ここまで4試合連続ヒットで打率4割超えと絶好調の大谷選手ですが、第1打席は空振り三振。
続く第2打席、フルカウントで迎えた7球目。
内角のストレートに手が出ず、三振。
オープン戦“初”の1試合2三振を喫しました。
そして第3打席、こちらも“初”となるフォアボールを選ぶと、歩かせたピッチャーにファンがブーイング。
結局、大谷はオープン戦“初”のノーヒットに終わりました。
一方、シカゴ・カブスの鈴木選手はシアトル・マリナーズ戦に2番・ライトで出場すると、左中間へオープン戦“初”のホームラン!
18日に行われるドジャースとの開幕戦へ待望の一発です。
そしてオープン戦“初”登板となったサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ選手は、改良中の変化球「パワー・スライダー」を披露。
縦の変化を増やした球で三振を奪いました。
3回途中まで投げ、2失点も奪った三振は3つ。
メジャーの激しい生存競争を知る38歳は、新たな変化球を“初”めて試すなど調整を続けます。
ダルビッシュ有投手:
(選手として)“本当に死にたくない”。“死なない”ためにどうやって生き伸びるかというのを考えなければ、自分はもう投げていけないわけなので、そこで“もがいている”というだけです。