鳥取県米子市の和菓子店で製造、販売された「いちご大福」による食中毒で、患者数が7日朝の時点で当初の23人から約4倍の99人に大幅に増加したことが分かりました。

この問題では、米子市の和菓子店「清月」が製造、販売した「いちご大福」を原因に23人が腹痛や嘔吐、下痢などの症状を訴えていました。
米子保健所は、ノロウイルスを原因とした食中毒として「清月」を5日間の営業停止処分としました。

その後の調査で、2月26日から3月2日までに製造された「いちご大福」のほかに和生菓子の「練り切り」を食べた人も同様の症状を訴えていることが判明、7日午前8時の時点では、食中毒患者が99人に増えたことが分かりました。
患者数は、4日に発表された時点の23人から約4倍となりました。
内訳は「いちご大福」を食べた患者が62人、「練り切り」を食べた患者が37人だということです。
また調査の結果、営業施設のふき取り検体と残っていた「いちご大福」の餡からノロウイルスが検出されたということです。
保健所では、原因食品が2月26日から3月2日かけて製造された和生菓子のいちご大福と練り切りなどとしていますが、正確な合計販売数は分かっていないとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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