鳥取県米子市の菓子店で製造、販売された「いちご大福」が原因とする食中毒で、その後さらに症状を訴える人が増えていることが分かり、米子保健所が対応にあたっています。
この問題では、米子市の菓子店「清月」が、2月27日から3月1日にかけて製造、販売した「いちご大福」を原因に23人が腹痛や下痢などの症状を訴えていました。
米子保健所は、ノロウイルスを原因とした食中毒だとして「清月」を5日間の営業停止処分にしました。
その後、報道などをきっかけに保健所への相談が相次いでいて、詳しく調べたところ、同様の症状を訴える人がさらに増え、当初から患者が倍増しているということです。「いちご大福」の他にもこの店で製造された「練り切り」などを食べた人からもノロウイルスが検出されていて、保健所はさらに調査を続けることにしています。