元中国大使館書記官の男をめぐる新型コロナ給付金詐欺事件で、警視庁公安部は、元書記官が別の従業員に対しても嘘の申告を指示していた疑いで25日にも再逮捕する方針を固めました。

公安部が再逮捕の方針を固めたのは、元中国大使館三等書記官で中華料理店「御膳房」を経営する徐 耀華容疑者と、店の元経理担当の小島敬太容疑者です。

2人は2020年からおよそ2年間にわたり、従業員3人に実際より少ない勤務日数を申告をさせ、新型コロナ給付金1600万円近くをだまし取った疑いがもたれています。

徐容疑者らは小島容疑者が申請した給付金をだまし取った疑いで今月5日、逮捕されています。公安部は、だまし取った金の流れを調べるなど実態解明を進める方針です。
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