2月22日の「竹島の日」に合わせ、20日と21日に島根県庁で竹島をモチーフにしたカレーライスが提供されました。
「竹島海鮮カレー」。ごはんは特注の型を使って竹島を再現、女島と男島、主要な2つの島の形にこだわりました。具材には隠岐の島町産のサザエやイカが使われています。このカレーは隠岐の島町の松田前町長が考案し、2015年から町内の喫茶店で提供されて話題になり、島根県庁の食堂で3年前から、この時期限定の特別メニューとして販売されています。2025年は、20日と21日の2日間、合わせて110食が提供されました。
カレーを食べた学生:
地元のものが感じられていいなと思います。忘れないのもそうですし、自分たちが考えることが大切だと思うので、1年に1回このような日を設けるのはいいことだと思う。
カレーを食べた学生:
見てインパクトがあるので、大学の食堂で出してくれたらもっと大学生の中でも話題が広がると思う。
またこちらは、松江市の中高一貫校、開星中学・高校。食堂で提供されたのは「開星竹島カレー」。21日だけの限定メニューです。キーマカレーをベースに、ご飯の形を竹島の男島、女島にしています。生徒たちに22日の「竹島の日」について知ってもらおうと、100食限定の事前予約制で提供しました。
生徒:
お米が島で、カレーのルーが海で、青のりが木みたいで、とてもかわいいし、めっちゃおいしいです。
生徒:
お肉がいっぱい入っていておいしいです。竹島は、大きい島が一つだと思っていたけど、小さい島もあることが分かりました。
開星中学・高校 田中薫教頭:
同じ島根県に住んでいる人として、これから考えていかなくてはいけない。答えは、生徒自身が見つけていくことになると思うんですが、知らない考えないではなくて、知って身近にあることを考え始めてほしい。
学校では、2026年以降も「竹島の日」にあわせてカレーを提供するなど、生徒たちが考えるきっかけを作っていきたいとしています。