2024年12月に再稼働した島根原発2号機で20日夜、原子炉格納容器内を監視するモニターの一部で不具合が発生しました。中国電力は安全性に影響はないとしていて、運転を継続しています。
中国電力によりますと20日午後6時半ごろ、島根原発2号機で、原子炉格納容器内の水素と酸素の濃度を監視するモニターの一部で、数値が表示されないトラブルが発生しました。
このモニターは重大事故が発生した時にも使われる設備で、これを受け安全協定に基づき立地自治体の島根県や松江市などが20日夜に立ち入り調査をしました。
中国電力は、現時点で安全性に影響はないとしていて運転を継続しています。
引き続き原因を調べるとともに、不具合のあった機器の復旧を進めています。