神戸市にある神社で白昼堂々、参拝客を装った男がさい銭を盗む姿が防犯カメラに捉えられた。男は12日と14日に堂々とさい銭箱をひっくり返し、金を持ち去った。宮司によると、同様の犯行は確認されているだけで4回。怒り心頭の宮司は「バチが当たる」と憤り、警察に被害届を提出した。
参拝客の心踏みにじる“さい銭ドロボー”
神戸市の由緒ある平野八幡神社で12日午前8時頃に撮影されたのは、参拝客を装って現れた“さい銭ドロボー”の姿だ。
被害に遭った神社の宮司は、「さい銭泥棒。白昼堂々来るもんですから、なかなかええ根性してるなと」と憤る。

緑色の服を着た男は門の中へ入ると、さい銭箱を躊躇うことなくひっくり返し、お金を手にするとそそくさと立ち去った。
宮司は被害を受け、「真心を込めてお参りに来ていただいてる人の特別な浄財ですので、許せんなぁと思って」と語っている。
怒るのも無理はない。男の犯行はこれが初めてではなかったのだ。

同じ神社で2日後の14日午後8時頃、この日も男が門の中へ入ると、左右に置かれたさい銭箱をひっくり返し、お金を握りしめていた。
男はいくらあるのか気になってしょうがないのか、帰り際にお金を数えるような仕草も見せていた。
繰り返される犯行に宮司怒り心頭
この神社では一体何度、あの男が確認されているか。
宮司によると、「4回目ですね。同じ色のジャンパー着ているので…」と指摘する。

宮司は、「内心はめちゃくちゃムカついておりますので、覚えてろと思ってます。必ず痛い目に遭うからなって。バチ当たるでしょう」と怒りをあらわにしている。
怒り心頭の宮司は警察に被害届を提出し、さい銭ドロボーに立ち向かうという。
(「イット!」 2月20日放送より)
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