岩手・盛岡市の住宅街で20日深夜、木造2階建て住宅が火災で全焼した。住人の61歳女性は最初、避難を拒んだが、その後に救助され怪我はなかった。近隣住民が「逃げるよう声を掛けたが動こうとしなかった」と証言している。約1時間半後にほぼ鎮火したが、住宅1棟が全焼した。
盛岡市の住宅街で深夜の火災
20日午前0時半、岩手・盛岡市の深夜の住宅街でカメラが捉えたのは、木造2階建ての住宅の窓から激しく噴き出す炎だ。

現場では火が強い勢いで立ち上り、消防による懸命の消火活動が行われていた。
「住宅が燃えている」と火災を発見した人が消防に通報。警察などによると、家には無職の61歳女性が1人で住んでいたという。
住民女性は救助に対し動こうとせず
出火当時、近所の男性は家の側に正座でたたずむ女性を発見し、一緒に避難をするよう声を掛けたという。

しかし、近所の男性は「逃げるぞと声を掛けても、『嫌だもん』みたいな感じ。動こうともしなかったし、側に行くと絶対(火災に)巻き込まれるなと」と話す。
結局、女性は救助されて怪我はなかったという。

火は約1時間半後にほぼ消し止められたが、住宅1棟が全焼した。
(「イット!」2月20日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(11枚)