JR東海の丹羽社長は2025年2月20日の会見で、山梨県のリニア実験線に新しい試験車両「M10」を投入すると明らかにしました。
M10は両端の車両の間に連結する客席のみの「中間車」で、外装は塗装のないシルバーのボディにゴールドのラインが入り、車内は白を基調とした、シンプルで落ち着いたデザインです。
サメ肌をまねた細かい溝の入ったフィルムを表面に使うなどして、空気抵抗をおよそ1%抑え、消費電力を減らすということです。
M10はこれまでのL0系改良型試験車などと組み合わせて、2025年夏にも試験走行を始める予定です。