2月20日、岩手県は奥州保健所管内の教育・保育施設で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。
園児と職員合わせて11人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。

県によると、2月19日に奥州保健所管内の教育・保育施設(園児80人・職員30人)から複数の入所者と職員に嘔吐や下痢、発熱などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、2月18日から2月20日にかけて、園児10人と職員1人の計11人に嘔吐や下痢、発熱などの症状があったことがわかった。

糞便検査を実施した結果、有症者1人からノロウイルスが検出された。

症状がある人はいずれも回復に向かっているという。

県は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。

※奥州保健所管内は奥州市・金ケ崎町

岩手めんこいテレビ
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