諫早市の自宅などで覚醒剤を使用したなどの罪に問われた元眼科医の男に対し、長崎地裁は懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

有罪判決を受けたのは、諫早市に住む元眼科医の助村悟大被告(39)です。

判決によりますと、助村被告は2024年4月から9月までの間に諫早市内のホテルや自宅で覚せい剤を所持・使用したほか、大麻やコカインを所持しました。

20日の判決公判で、長崎地裁の上原美也子裁判官は「複数の違法薬物を所持し、薬物に対する抵抗感のなさや親和性が認められる」と指摘。

しかし、「治療に当たっている医師や家族の協力が得られることや本人も再犯防止の意思があることから、社会内で更生させるのが妥当」などとして助村被告に懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

助村被告の代理人弁護士によりますと、控訴しない方針だということです。

テレビ長崎
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