冬型の気圧配置が続く山陰地方、20日朝も鳥取市などで10センチを超える積雪となりました。

これは山陰地方の上空に寒気が居座っているためで、19日夜から20日朝にかけても断続的に雪が降りました。午前9時の時点で鳥取14センチ、米子13センチ、松江10センチのほか、智頭で43センチ、飯南73センチ、大山は今シーズン最深を更新する215センチとなっていて、山間部で積雪が増えています。
日中はいったん小康状態となりますが、20日夜からまた雪が降りやすいでしょう。

こうした中、鳥取県智頭町の鳥取道で19日夕方、トラックやトレーラーのスタックを発端に車が立往生し、智頭ICと駒帰交差点の間が一時通行止めに。また迂回路となった国道373号線でも車がスタックし、一時通行止めとなりました。

これを受けて19日夜に鳥取県が災害対策本部会議を開きました。
鳥取道では、滞留した車の列が最大約5キロになりましたが、19日午後9時45分に通行止めは解除されました。
また国道373号線では一時、トラックや普通車などあわせて25台が立往生しましたが、20日午前10時半にようやく解除されました。

鳥取県などは、週末にかけても大雪が予想されるため注意を呼び掛けています。

TSKさんいん中央テレビ
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