台湾からのインバウンド誘致を図ろうと、現地の旅行会社と県内の観光関係者との商談会が県内で初めて行われました。
商談会は県観光連盟が開いたもので、19日に長崎市のホテルに台湾の旅行会社14社と県内26の宿泊業者や交通事業者などが集まりました。
台湾は親日家が多く、県内での外国人の宿泊者数も韓国に次ぐ、のべ7万5千人を記録していますが、観光連盟では福岡や熊本に比べるとまだ伸びる余地があると見ています。
そこで、県内事業者との関係性を築いて今後の取り引きにつなげてもらおうと今回、初めて商談会を開きました。
台湾からの一行は3泊4日の日程で長崎を訪れ、事前にハウステンボスやグラバー園、それに2024年に開業したスタジアムシティなどを視察しています。
台湾の旅行会社
「長崎の新しい商材や旅行会社を知りたくて参加した。インバウンドの客をこれからも作りたい」
ホテルモントレ長崎 福田信也支配人
「福岡や東京、大阪と比べるとまだまだ海外の人が入っていない。海外の人が来てもらえると盛り上がる」
観光連盟は県内の観光やグルメの魅力を知ってもらい、台湾からのツアーコースに長崎を入れてほしいと期待しています。