長野県石油商業組合に加盟するガソリンスタンドで店頭表示価格を事前調整したとされる問題で、長野県が組合に求めていた実態調査の報告は延期されることになりました。
県石油商業組合に加盟する複数のガソリンスタンドで店頭表示価格を事前調整したとされる問題。北信支部が関与し、カルテルを結んだ疑いがあるとして、公正取引委員会がおととい、組合に立ち入り検査を行いました。
県は2月6日、組合に対し、実態を調査し、20日をめどに報告するよう求めていましたが、県によりますと、組合から「公正取引委員会に調査中の事案について公開の場で説明することは差し控えるよう指示された」と申し出があったということです。
県は、公開での報告を求めており、20日の報告は当面延期となりました。