東京・池袋署で17日、医師資格持たずに美容医療手術を行ったとして、中国籍の女男3人が逮捕された。被害者が「顔が化膿(かのう)している」と警視庁に相談し事件が発覚。SNS広告で集客し、1日最大5人が訪れていたとみられる。使用済み注射針や医療機器が押収され、警視庁は余罪を調べている。
無資格で美容医療の手術をした疑い
17日、東京・池袋署でカメラが捉えたのは、車内からカメラの方をちらりと見る女。逮捕されたのは、美容サロンを経営する中国籍の韓旭娟(かん・しゅうじょう)容疑者(45)、その弟である家宏(かこう)容疑者(37)と息子の于涵(ゆはん)容疑者(23)の“ニセ医者家族”だ。

発覚のきっかけは、被害者が警視庁に「顔が化膿(かのう)している」と相談したことだった。
韓容疑者ら3人は、医師の資格を持っていないにも関わらず、東京・池袋のマンションで中国人女性客2人に対し、美容医療の手術をした疑いが持たれている。
SNS広告で集客した手口…1日最大5人が来店か
美容サロンから、ペットボトルいっぱいに詰まった使用済みの注射針や、メスなどの医療機器を大量に押収した。

被害にあった女性客は、ヒアルロン酸などと称した注射や二重まぶたにするための切開を伴う手術などを受けたが、その後異変があり、警視庁に「顔が化膿(かのう)している」と相談し、事件が発覚した。

容疑者はSNSの広告などで集客をしていて、1日最大5人の客が訪れていたとみられている。
警視庁は他にも数件相談を受けていて、韓容疑者の余罪を調べている。
(「イット!」2月19日放送より)
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