地下水保全活動に取り組む企業を表彰です。
『地下水保全顕彰制度』の表彰式が先日行われ、水田湛水事業に継続して取り組む熊本市北区の製薬会社ＫＭバイオロジクスが最優秀グランプリに選ばれました。
公益財団法人・くまもと地下水財団が行っている『地下水保全顕彰制度』。
ゴールドに認定された企業・団体の中から３年に１度、最優秀グランプリを選定します。
今回、最優秀グランプリに選ばれたのはＫＭバイオロジクスで、表彰式では財団の理事長を務める大西 一史 熊本市長が「地下水保全の模範となるリーダーとして取り組みを続けてください」と述べ、永里 敏秋 社長に賞状などを手渡しました。
ＫＭバイオロジクスは、白川中流域で水田に水を張って地下水を涵養する水田湛水事業を続け、菊池研究所内での緑を守る取り組みなどが評価されたということです。
【ＫＭバイオロジクス 永里 敏秋 社長】
「現在、年間で水田の湛水量は１２０万トンになる。熊本の４事業所からくみ上げる水の２００％に相当する。（中略）今後もサステナブルに自然環境の保護活動に取り組むことを誓う」
このほか、今年度は地下水保全教育に取り組む『セイブクリーン』がゴールド認定を受けるなど３つの企業が認定されました。
