夏の参院選に向け、立憲民主党と国民民主党の「候補者一本化」で、大きな動きです。
両党の富山県連の支持母体、連合富山は、国民民主党が公認候補として擁立した富山市の会社社長、庭田幸恵氏で事実上一本化する方針を固めました。
*連合富山 浜守秀樹会長
「2月の中旬、今日時点で公認候補は国民民主党(の庭田氏)だけ。その人を最優先に手続きに入ることを確認した」
今年夏の参院選富山選挙区を巡っては、国民民主党が富山市の会社社長、庭田幸恵氏(57)を公認候補として擁立したのに対し、立憲民主党は、目標とした今月上旬になっても公認候補の擁立には至っていません。
こうした状況のなか、推薦候補者の一本化に向け、両党と協議を進めている連合富山は、19日、三役会議で国民民主党の庭田氏を推薦候補とすることを確認し、執行委員会で報告しました。
事実上の一本化です。
*連合富山 浜守秀樹会長
「推薦の決定は3月19日がタイムリミットだが、それから(連合本部に)上げると4月に入ってしまう。具体的な行動に移すとゴールデンウイーク近くになる、きょうのタイミングで決定をしなければ難しい」
連合富山は、来月の執行委員会で庭田氏の推薦を正式決定し、連合本部に申請したい考えです。
参院選富山選挙区には自民党現職の堂故茂議員が3選への出馬を表明しています。