富山県内は、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者は、前の週より減ったものの、依然高い水準で推移しています。

富山県感染症情報センターによりますと、感染性胃腸炎の患者は今月16日までの1週間に一定点医療機関当たり6.93人と、6週ぶりに減少に転じました。

ノロウイルスは感染力が強く、アルコール消毒が効きかないことから、県は塩素系の消毒剤などを使用すること、また手洗いの徹底や食品はしっかり加熱することなどを呼びかけています。

いっぽう、数は少ないものの、伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の患者が増加傾向です。

今週の患者報告数は 定点医療機関当たり0.83人となり、前の週から増えています。

子どもを中心に流行しますが、妊婦が感染すると流産などにつながるおそれがあるとされ、注意が必要です。

富山テレビ
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