夏の参院選鹿児島選挙区をめぐり、無所属での出馬を検討していた自民党の外薗勝蔵県議は19日、出馬を断念することを明らかにしました。
自民党県議団は19日、冒頭以外非公開で総会を開きました。
夏の参院選定数1の鹿児島選挙区をめぐって自民党は、公募の結果、元参議院議員の園田修光さんを公認候補として擁立することを決めていました。
選考に漏れた鹿児島県薩摩川内市区選出の外園勝蔵県議は、自民党県議団の推薦を条件に無所属での出馬を検討していましたが、推薦は得られず、出馬を断念することを明らかにしました。
参院選への出馬を断念・外薗勝蔵県議(73)
「(出馬の)前提は県議団の推薦がなければ厳しい戦いになる。多くの県議に迷惑をかける。無所属での出馬を取りやめる結論になった」
夏の参院選には、今期限りで引退する自民党の尾辻秀久さんの三女、尾辻朋実さんが立憲民主党の推薦を受けて無所属で出馬する予定です。
また、共産党県委員会は「候補者の擁立に向けて作業を進めている」としています。