高知県警が高校生に作成を依頼した警察官採用募集ポスターが完成しました。

ポスターを作ったのは高知工業高校総合デザイン科3年の鍋島悠良さんです。

県展で入選した鍋島さんの作品を南国署の警察官が見たことから、若者の目線で撮影した写真を使ったポスターにしようと県警が協力を依頼しました。

鍋島さんは2024年12月、はりまや橋商店街などで南国署の警察官2人をモデルに撮影を行い、2種類のポスターを完成させました。

高知工業高校総合デザイン科3年・鍋島悠良さん:
「わたしの県展の作品を見て依頼してくれたのはすごくうれしかったです。憧れを警察官に持ってほしいなって思うのと、志望人数が減っているそうなので増えてほしいなって思いました。正式な依頼で写真を撮ることは初めてだったので、これから過ごしていく中でいい経験になった。将来は写真を撮る人になりたい」

高知県警察本部 警務部採用担当課長補佐・竹村真洋警部:
「警察官のかっこよさやキリっとした感じが非常に伝わるようなポスターになったなと思っております。このポスターを見て、警察官ってどんな仕事なんだろうなと考えてもらうきっかけになって、受験につながればと思っています」

県警の警察官採用試験の受験者数はここ10年で半減していて、新しいポスターで若い人たちが関心を持ってくれればと関係者は期待を膨らませています。

高知さんさんテレビ
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