障害者の視点で街を見てもらおうという研修会が、9日秋田市で開かれ、市町村の職員が車椅子に乗って街中を散策した。

 この研修会は、体の不自由な人の視点を多くの市町村職員にもってもらおうと、秋田県生涯学習センターが企画したもの。

 9日は、鹿角市や湯沢市など県内9つの市と村の職員約20人が参加し、山王の街を車椅子で進んだ。職員についてもらい体験すると、横断歩道は傾斜があり、かなり怖い。

 参加した能代市の職員は「普通に歩いていると気が付かないが、車椅子だと段差もきついところがある。車椅子利用者の見方はだいぶ変わった。真っすぐな道だと思っていても、斜めになっていて真っすぐ走るのが難しい」と身を持って感じたようだ。

 県生涯学習センターでは「車椅子で生活することの大変さを感じてもらい、障害者の視点に立った社会づくりに活かしてもらいたい」と話している。