踏切での人身事故を想定したJR九州と県警の合同訓練が初めて行われました。

この訓練は人身事故が起きたときにJR九州と県警が連携してスムーズに運行再開することを目的に初めて行われたもので関係者55人が参加しました。
訓練は相知から唐津方面に向かう列車が、警報機と遮断機のない踏切で渡ろうとした歩行者をはねたとの想定で行われました。
事故を受け運転士が車内アナウンスをしたあと、注意を知らせるため現場に発煙筒を設置。
JRの担当者は状況確認や関係機関への連絡、県警は現場検証など運転再開までの手順を確認しました。

【JR九州佐賀鉄道事業部 阿部俊浩部長】
「県警と連携してオペレーションや手続きの確認をしっかり行ってお客様へご迷惑をおかけする時間が少なくなるようにしたい」

県内では警報機と遮断機のない踏切での事故が2021年から4年連続で発生しているということです。

サガテレビ
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