秋田市の60代女性が、海外版のインターネットショップで利益が出るとうたう嘘のもうけ話を持ちかけられ、約174万円相当の暗号資産をだまし取られていたことが分かりました。
2024年10月、秋田市の60代の女性のX(旧ツイッター)アカウントに、「ともえ」を名乗る相手からメッセージが届き、その後LINEでやりとりするようになりました。
女性は相手から「海外版のインターネットショップを開き、商品の仕入れ費用を払えば、販売額の2割が利益になる」などと説明され、女性はショップを開き商品を出品しました。
すると、女性のもとに商品が売れたことを示す通知が届いたことから相手に伝えると「ショップの残高が足りない」と仕入れ費用を支払うよう要求され、女性は暗号資産を購入し相手に送金しました。
その後も、商品が売れるたびに支払いを繰り返し、女性は12回にわたり計約174万円相当の暗号資産を購入して相手に送り、だまし取られました。
女性が売り上げを現金化しようとしたところ、さらに暗号資産を要求されたことから不審に思い、18日に警察に相談して被害が明らかになりました。