国際交流で共同制作に挑戦です。秋田市の秋田公立美術大学付属高等学院とフィンランドの職業学校の生徒が一緒に作品を制作することになり、18日、題材を探して街を散策し、発想を広げていました。
秋田公立美術大学付属高等学院では、2019年からフィンランドの学校とSNSで作品を鑑賞し合うなど交流を深めてきました。
2025年は共同で作品を制作することになり、フィンランドの職業学校に通う生徒6人が秋田市を訪れました。
2校の生徒はグループに分かれて秋田市の新屋地区の自然や街並みを散策し、発想を膨らませていました。
新屋地区の旧街道を歩きながら約1.5キロ先の日吉神社に到着。地域の風土や文化に触れ、作品を思い描きます。
フィンランドの生徒は「一番うれしかったのはみなさんの心温まる歓迎で、秋田に学校に迎えてくれて感謝している」と話しました。
公立美大付属高等学院の生徒は「英語があまり得意ではなかったが、コミュニケーションしようと思って、伝わっていると思う」「水辺と森がテーマの作品を作るということなので、湧水の水辺の描写を生かして作品を作りたい」と意気込みます。
作品は19日に制作します。