山陰地方は24日頃までは厳しい寒さと雪の降りやすい天気が続く見込みです。先々週に続いて今回も寒気の影響が長いのが特徴で、「もううんざり…」という声が聞こえてきそうです。

18日朝の鳥取市…急激に雪の降り方が強まり、吹雪となりました。

市民:
先々週もいっぱい降っていてまた雪が降るのかと…寒いのはいやだなと思いました。

最低気温は、鳥取と米子で0.2℃、松江で0.4℃など平地でも冷え込んで、降った雪が一時的にそのまま積もりました。

こちらは島根県奥出雲町の道の駅、17日は降り積もった雪が強風に巻き上げあられていました。18日は山地を中心に積雪が増えていて、午後3時の時点で、奥出雲町横田が24センチ、飯南町赤名が48センチのほか、大山では151センチに達しています。

この荒れ模様で、米子自動車道の江府ICー蒜山IC間で車がスタックしたため、午後0時40分ごろから米子IC-岡山県の久世IC間が全面通行止めとなり、この影響もあって、山陰を発着する高速バスあわせて約30本が運休しました。

また18日の羽田発鳥取着の最終便と19日朝の折り返しの便の欠航が決まっています。

19日夕方までの24時間の予想降雪量は、いずれも多い所で、鳥取県は平地が25センチ、山地が40センチ。島根県は平地が15センチ、山地が40センチ、隠岐が15センチとなっています。鳥取県と島根県の山地を中心に大雪に注意が必要です。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。