新上五島町は町内に住む親子がイノシシなどの有害鳥獣を捕獲したときに支払われる報奨金を不正に受給していたと明らかにしました。
新上五島町によりますと、町内の60代と30代の男性は2018年から2024年までに有害鳥獣17頭分の報奨金あわせて16万4000円を不正に受給したということです。
受給には捕獲した害獣の写真などを提出する必要がありますが、2人は同じ個体から複数の写真を撮ったりして実際より多く捕獲したようにみせていました。
2024年12月に、町の職員が写真に違和感を感じたことで発覚しました。
2人は親子で、不正受給を認めて返還を約束していることから、町は刑事告発はしない考えです。