開発が制限される「市街化調整区域」に飼育小屋など156の建物を20年にわたり無許可で建設し、営業を続けてきた北海道札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」。
札幌市から事実上の閉園命令となる除却命令が検討されている中、運営会社「サクセス観光」が2月17日、「撤去計画」を提出する予定でしたが、市役所の業務時間である午後5時15分までに計画書の提出はありませんでした。2月18日以降の提出になるとみられます。
関係者によりますと、札幌市が2月4日に全撤去を求めたところ、「その方向で考える」と応じていた運営会社は、2月12日の取材に「それ(全撤去)が当たり前。17日までに計画を提出する予定」と話していました。