埼玉県八潮市で起きた大規模な道路陥没事故を受け、岡山市は市が管理する下水道管の緊急点検を独自に行っています。

岡山市が緊急点検を行っているのは直径2メートル以上で、作られてから40年以上たっている下水道管が埋設されている市内の道路で、北区のJR岡山駅西口付近や南区の浦安西町から藤田付近など約9・3キロです。

市から委託を受けた専門の業者が車両に搭載したレーダーで地下に空洞がないかを確認します。車両が移動しながら点検するため、交通規制は行われません。

市内には、国が点検の対象とする規模の下水道管はなく、老朽化が進む下水道管は市が定期的に点検していて、最近は、大きな事故は起きていませんが、市民の安心・安全の確保のため独自に取り組むということです。点検は3月中旬まで行われます。

岡山放送
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