アメリカのルビオ国務長官は16日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、トランプ大統領が掲げるパレスチナ自治区ガザの住民を移住させ、観光地として再開発する構想などについて協議しました。
ルビオ長官:
トランプ大統領は、ガザの将来のあるべき姿についても、非常に大胆な見解を示している。過去の陳腐な考えではなく、大胆なものであり、率直に言って、それを描き出すには勇気とビジョンが必要だった。
ルビオ氏はトランプ氏が発表したガザの「観光地化」構想について「多くの人に衝撃と驚きを与えたかもしれないが同じサイクルを繰り返し、まったく同じ場所にたどり着くことを、これ以上続ける訳にはいかない」と述べ理解を求めました。
また、ルビオ氏はイスラム組織ハマスの排除を強調するとともにイランについては「地域最大の不安定要因だ」と指摘し、「われわれの圧力を免れることは決してない」と警告しました。