和歌山・岩出市で13日、走行中の車が逆走車に遭遇し、ドライバーは側道へ避けて回避する事態が発生。また栃木・日光市では4日、信号無視の危険運転も確認された。さらに神奈川・川崎市の首都高速道路で12日、トラックから鉄板のようなものが落下し、後続車に直撃した。幸い被害は軽微だったが、各地で危険運転が相次いでいる。
逆走と信号無視に思わず声が
13日午前8時頃、和歌山・岩出市の長いトンネルを抜けるとそこは雪国、ではなく、逆走車がこちらに向かってくる危険な光景だった。ドライバーは「えっ!?ヤバい!怖すぎ!!こわーい!」と思わず声を上げていた。

逆走車を目撃したドライバーは「自分が間違ってるのかなって錯覚するぐらい、堂々と走っていたというか、心臓もずっとバクバクでした」と語る。
逆走していることに気付いていないのか、スピードを落とすことなく目撃者の車の方へ一直線。目撃者のドライバーはとっさの判断で側道へ逃げ、最悪の事態は免れた。

目撃者のドライバーによると、運転していたのは高齢の男性だったという。そして「もう免許早く返納してくれっていうのが正直なところです」と話した。

一方、4日午後6時過ぎ、栃木・日光市。赤信号になってドライバーがスピードを緩めたその時だった。
ドライバーは思わず「信号無視はやべぇだろ…」とつぶやいた。猛スピードで目撃者の車を追い抜き、信号無視。しかも右折レーンから、ためらう様子もなく突っ込んでいる。
目撃したドライバーは「よっぽどトイレに行きたかったとか…。だからといってやっていいっていう理由になりませんが、死んでからでは遅いのでやめた方がいいと思います」と話している。
鉄板のような落下物が車直撃
12日午後4時半頃、神奈川・川崎市の首都高速道路では、車内に衝突音が響き渡った。

前を走るトラックから落下した鉄板のようなものが、車を直撃したのだ。しかも2枚。
目撃したドライバーは「やっぱり高速道路を走るなら、ちゃんと荷締めして走っていただかないと周りの車は迷惑しますんで、その辺は気をつけてほしい」と話す。幸い大きな被害はなかったという。
(「イット!」2月14日放送より)