2025年度予算案を巡る与野党の駆け引きが続く中、16日の夜は石破政権幹部の接触が相次ぎました。
石破首相は、午後6時ごろに公邸を訪れた自民党の小野寺政調会長と約30分間、会談しました。
17日に行われる衆議院予算委員会の集中審議について意見を交わしたということで、野党各党との政策協議を担っている小野寺氏が現状を報告したものとみられます。
小野寺氏は先週も石破首相と会談していて、野党との協議について今週が「大きなヤマ場」との認識を記者団に示していました。
その後、小野寺氏は森山幹事長とも会いました。
森山氏は15日の講演で「予算案の修正をしてでも、一つでも多い会派の理解を得て、年度内に成立させなければいけない」と述べています。