ウクライナ侵攻の停戦協議などに向け、アメリカとロシアの高官協議が来週にもサウジアラビアで開かれるとアメリカメディアが報じました。
一方、ウクライナ側は現時点で協議に参加する予定はないとしています。
アメリカのルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相は15日、電話で会談し、ウクライナ侵攻の停戦協議などに向けて定期的に接触を続けることで合意しました。
ブルームバーグ通信は、アメリカとロシアの高官協議が来週にもサウジアラビアで開かれ、トランプ大統領とプーチン大統領による首脳会談を早ければ2月末にも行う道筋を探っていると報じています。
一方、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は15日、現時点で高官協議に参加する予定はないとの考えを示したと地元メディアが報じました。
ゼレンスキー大統領も「招待状も見ていない」と述べるなど不快感を示していて、ウクライナやヨーロッパの頭越しにアメリカとロシアが和平交渉を進めることに対する警戒も強まっています。