アフガニスタンで実権を握るイスラム武装勢力タリバンの高官が日本を訪問することを明らかにしました。
タリバン暫定政権のナザリ副経済相は15日、自身のSNSに「私たちは日本へ行く」と投稿し、代表団が日本に向けて出発したことを明らかにしました。
その上で「強く、団結し、繁栄する国際社会の一員となるために尊厳ある関わりを求めている」と表明しました。
タリバンが2021年に復権して以降、政権幹部が来日するのは初めてとみられます。
日本での詳しい日程は明らかにされていません。
タリバン暫定政権は復権して以降、中学生以上の女子教育を廃止したり、就労や服装なども厳しく制限するなど女性を抑圧する政策をとっていて、日本を含めた国際社会はタリバンを政府として承認していません。