山口・岩国市の県道で9日、窓から腕を出して“あおり運転”する車が撮影された。
前の車があおり運転される様子を後ろから撮影していた目撃者だが、突如、あおり運転ドライバーが標的を変え、撮影者を“ロックオン”。
恐怖の10分間の様子がとらえられた。

「輩みたい」“腕出しドライバー”があおり運転

運転歴35年以上のドライバーが目撃した、”初めての光景”。

窓から腕を出す“あおり運転”ドライバー
窓から腕を出す“あおり運転”ドライバー
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窓から腕を出し、車線をまたぎながら前の車に急接近する。
“あおり運転”の瞬間だ。

撮影者は「輩(やから)みたい。恐怖覚えましたよね」と語る。

しかしその後、撮影者を襲う”最悪の事態”が…。

撮影者:
次に僕らが(あおり運転の)標的になった。

恐怖の10分間「なんなんやコイツ…」

約10分間にわたる、恐怖の時間が始まったのだ。

先週日曜日の午後2時ごろ。
山口・岩国市の県道を、家族5人でドライブをしていた撮影者。

急接近
急接近

前を走行する白い車が窓から腕を出し、あおり運転し始めたのだ。

さらに対向車が迫る中、反対車線に飛び出し、追い越しをかける危険な場面も。

すると、その直後だった。

ドライバー:
うそー!なんなんやコイツ…

白い車がなぜか急停止!この時、撮影者は悪い予感がしたという。

車の横に並び威嚇

予感は的中!

あおっていた車を追い越すと、撮影者に標的を変え、“恐怖の10分間”が始まった。
その様子が、サイドミラーに映し出されていた。

突然、反対車線にハンドルを切ると、車の横に並びかけ、こちらを威嚇。

さらに、トンネルの手前で急接近。
そして…「そこをどけ」といわんばかりにクラクションを鳴らし続け、また反対車線へ。
撮影者も思わず、「バカじゃん!」と言葉が漏れる。

実はこの時、真横ではトンネルから出てきた黒い車と衝突しそうになっていたという。

「何が楽しいんだろうか」あおり運転手は40代くらいか

撮影者によると、”腕出しドライバー”は40代くらいの男性。

撮影者は「バカなことはやめなさいよと。ええ年こいてんだから」、「人に迷惑をかけて恐怖を与えて何が楽しいんだろうか」とあきれていた。

その後、撮影者は警察に通報。
警察によると、その日同様の通報を数件受けたという。
(「イット!」2月14日放送より)

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