長崎市で1月30日、逆走車がカメラに捉えられた。逆走車は歩道に乗り上げる形で衝突を回避。7日には千葉・市川市でトレーラーが強引に幅寄せする危険な運転も確認された。目撃した人は「事故を防ぐために運転者の自覚が必要」と指摘する。大型車両の危険性を認識し、思いやりのある運転が求められる。

昼下がりに危険な逆走車を目撃

1月30日正午前、長崎市でカメラが捉えたのは、こちらに向かってくる逆走車だ。

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目の当たりにした車のドライバーも「おいおいなんやこいつ」と思わず声を出してしまった。

昼下がりに交差点を右に曲がった直後のことだった。
当時について「前の車がいきなり急ブレーキ踏んだので、それを避けたら目の前に現れた」と話す。

歩道に乗り上げた逆走車(チームりょう)
歩道に乗り上げた逆走車(チームりょう)

自分が逆走していることに気づいたのか、逆走車はハンドルを切って歩道に乗り上げ、最悪の事態は免れた。

強引な幅寄せに「それはないでしょ」

7日午前7時頃、千葉・市川市の朝の通勤ラッシュでも、目撃した人が思わず「それはないでしょ」と声に出してしまう瞬間があった。

(視聴者提供)
(視聴者提供)

前のトレーラーがウインカーを出すと、すぐ隣に車がいることが分かっているのかいないのか、幅寄せし始めた。

行き場を失った車は路肩ギリギリまで避けるが、トレーラーは止まることなく、強引に割り込んだ。

(視聴者提供)
(視聴者提供)

目撃した人は「ああいう大型のトラックって、一歩間違えればかなり悲惨な事故が簡単に起きてしまう乗り物なので、自分がどういう乗り物に乗っているか、ちゃんと自覚した方がいいと思う」と話している。

事故を防ぐためにも、思いやりを持った運転を心がけて欲しい。
(「イット!」2月13日放送より)

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