車の危険運転による“ヒヤリ”とする瞬間が、各地でカメラにとらえられた。
群馬県では、高速道路で強引な車線変更をする車。
岡山県では、突然センターラインを越えて向かってくる対向車。
さらに兵庫県では、歩行者が渡っている最中の横断歩道を強行突破するなど、一歩間違えれば事故につながりかねない瞬間だ。

急いでいた?強引な車線変更であわや衝突

群馬県内を走る高速道路で1月11日午後2時過ぎに撮影されたのは、あわや衝突の“ヒヤリ”とする場面だ。

当時、左から合流しようと車線変更を始めた水色の車。

無理矢理に車線変更してきた水色の車(映像提供:ちゃんタロ)
無理矢理に車線変更してきた水色の車(映像提供:ちゃんタロ)
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なんと、車がいるにもかかわらず、そのまま強引に車線変更をしてきたのだ。

迫る車にドライバーは、「危ない!危ない!危ない!危ないよ!お前!危なっ!」と叫びながら、とっさにハンドルを切り、なんとか衝突を回避した。

当時を振り返り、ドライバーは「急いでいたか何かだと思うんですけど、走行するんだったら気をつけていただいて。(一歩間違えれば)死んじゃいますからね」と語った。

またドライバーによると、運転していたのは50代くらいの男性だったという。

迫る車!センターライン越えであわや衝突

岡山・倉敷市では1月24日午前9時ごろ、緩いカーブの道路で危険な運転が撮影されていた。

センターライン越えで眼前に迫る車(映像提供:デメキン)
センターライン越えで眼前に迫る車(映像提供:デメキン)

撮影者の車がカーブに差しかかると、対向車線にいた白い車が、突然センターラインをはみ出して向かってきたのだ。

ドライバーは当時について、「もう一瞬の出来事でしたね。もしもお酒飲んでたり、携帯とかイジってあんな運転しているんだったら、もう(車に)乗らないでほしいですね」と振り返る。

歩行者優先を無視…強行突破する車

“ヒヤリ”とする瞬間は、これだけにとどまらない。

横断歩道を強引に走り抜けるシルバーの車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
横断歩道を強引に走り抜けるシルバーの車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

兵庫・西脇市では7日午後5時半過ぎ、撮影者の車を強引に追い越し、歩行者がいるにもかかわらず、シルバーの車が走り抜けていったのだ。

危険を察知し走る歩行者(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
危険を察知し走る歩行者(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

これには横断歩道を渡っていた歩行者も、思わず小走りになっていた。

まるで人が見えていないかのような危険な運転に、撮影者は「間一髪、もうひきそうになってましたから。あの運転を続けていれば、いつかは事故を起こすんじゃないかと思いますね」と語っている。
(「イット!」 2月12日放送より)

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