北海道・釧路市で、車が凍結した道路でスリップし、横滑りする危険な瞬間が撮影された。
冬用タイヤを装着していたものの、凍った路面で制御を失い、路肩の雪に衝突しそうになっていた。
一方、登別市では、シカが滑って転倒する姿が確認され、目の当たりにしたドライバーは「初めて見ました」と驚いた様子だった。
車が横滑りであわやスリップ事故
北海道・釧路市の道路で5日午後6時ごろに撮影されたのは、車が右へ左へと大きくスリップし、横滑りした危険な瞬間だ。

当時の状況について、ドライバーは、「びっくりしました!道路はツルツルテカテカで…」と話しており、冬用タイヤを装着していたものの、凍結した路面で滑り、路肩に積まれた雪に衝突しそうになったという。

幸いハンドルを切り、元の車線に戻れたものの、対向車線には車も迫ってきていた。
ドライバーは、「運が良かったな、命拾いしたなという感じ。車は突然思いもしない動きをする。油断はできないですね」と語っている。
シカもスリップか?道路で“つるっと”転倒
冬の北海道は、人だけでなく動物にも牙をむく。
登別市の住宅街で4日午後5時ごろに撮影されたのは、歩道を駆ける2頭のシカだ。
シカはお尻を上下に揺らしながら、ピョンピョンと走っていた。

前を走っていたシカが向きを変えて車道に飛び出したその時、ツルツルの路面で“すってんころりん”と足を滑らせ、豪快に転倒した。
撮影者のドライバーは、「(シカが)転んだのは初めて見ました。いきなり車道に出てきて、車もすごい台数来ていたので、心配の方が強かったですね」と語る。

また、数メートル先には向かってくる車もいたため、事故につながりかねない危険な場面でもあった。
その後、撮影者のドライバーによると、「すごくあわてて立ち上がっていた。けがしちゃったのかなというのは、すごい心配でした」と、シカが気がかりだったという。
その後、2頭のシカは山の方へと走り去っていったという。
(「イット!」 2月12日放送より)