岩手・北上市で11日、住宅火災が発生した。
通行人が通報し消火活動が行われたが、火は近くの住宅2棟にも延焼し、火元の家は全焼した。
焼け跡からは遺体が見つかり、火元の家に住んでいた56歳の男性とみて身元の特定を急いでいる。

激しく燃え広がる大きな炎

11日午後10時40分頃、岩手・北上市。
静まり返った住宅街でカメラがとらえたのは、燃えさかるオレンジ色の炎と大量の煙を上げる住宅火災だ。

(視聴者撮影)
(視聴者撮影)
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通報は、11日午後10時半ごろ寄せられた。
通行人が、「住宅の1階から火が見える」と通報したのだ。

火元とみられるのは、男性(56)が1人で暮らす木造2階建ての家。
火は、瞬く間に近くの住宅2棟に燃え移った。

火災の目撃者は、「ボーン!って大きな音がしたと思ったら、あっという間に建物全体が火に包まれて…」と話す。

火が消し止められたのは約3時間半後

記者が取材に行くと、現場ではまだ火が収まる気配はなく、建物から炎が上がっていた。

火が消し止められたのは、約3時間半後。
火元の家は全焼した。

警察によると、焼け跡から1人の遺体が発見された。
火元の家に住んでいた男性とみて、身元の特定を急いでいる。
(「イット!」2月12日放送より)

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