茨城・神栖市で11日、定員4人の軽乗用車に7人が乗車して横転し、17歳の男子高校生が胸を強く打つなどして死亡した。
運転していた18歳の会社員の男性は、免許を取得したばかりだとみられている。
警察は定員超過について道路交通法違反の疑いがあるとみて調べるほか、スピードを出し過ぎていた可能性もあるとみて、捜査を進めている。

7人乗る車が助手席側を下にして横転

定員4人を大幅に超える7人が乗った軽自動車が横転し、17歳の男子高校生が死亡した。
事故が起きたのは、茨城・神栖市にある信号機のない交差点だ。

事故を起こした軽自動車
事故を起こした軽自動車
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11日午後11時過ぎ、横転した車に乗っていた人から「軽自動車による単独事故」と通報があった。

警察によると、軽乗用車が右折しようとしたところ、車体がバランスを崩し、助手席側を下にして横転したという。

事故で大破した軽自動車
事故で大破した軽自動車

車は、助手席側のドアミラーが根本から折れ曲がっていて、窓ガラスがほとんど割れて落ちている。車に乗っていたのは男女7人(16~18歳)で、車の定員4人を大幅に超えていた。

運転していたのは18歳の会社員の男性で、免許を取得したばかりだとみられている。

横転の原因はスピードの出し過ぎか

この事故で助手席に乗っていたとみられる17歳の男子高校生が、胸を強く打つなどして死亡した。

また、18歳の女子高校生と16歳の男子高校生が、骨盤や頸椎(けいつい)を骨折するなどの重傷で、18歳の運転手の会社員と16歳の女子高校生は軽いけがをしている。

警察は定員を超えていたことについて、道路交通法違反の疑いがあるとみて調べるほか、横転の原因として、スピードを出し過ぎていた可能性もあるとみて捜査を進めている。
(「イット!」2月12日放送より)

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