大分県で5日、JR久大本線の列車が乗務員室ドアを“開けっ放し”で約10分間走行する事態が発生。乗客からの指摘を受け、開いていたドアを施錠したという。
JR九州は、乗務員にドアの施錠の徹底を周知するとコメントしている。
乗務員室ドアを開けっ放しで走る列車
大分県で5日午後4時頃、JR久大本線であってはならない事態をカメラが捉えていた。
ドアを開けっ放しで、外の景色が丸見え状態のまま走る列車だ。
窓ガラスには乗務員室と書かれている。
ドアが開いていたのは乗客が利用するスペースではなく、乗務員室。
本来ドアのカギはかけなくてはならない。
2両編成の列車はこのまま走り続けること約10分。ホームに停車した際には、誰でも乗り込めるような状態だった。
JR九州の把握は2日後…運転士が報告怠ったか
当時乗務員は運転士1人のみ。
乗客からの指摘を受けて開いていたドアのカギをかけたという。
ところがJR九州がこの事態を把握したのは2日後。
運転士が報告していなかったという。JR九州は「ドアの施錠を徹底するよう、改めて乗務員に周知します」とコメントしている。
(「イット!」2月11日放送より)