宮城・大崎市で5日、雪道を走行中の車とセンターラインをはみ出した対向車が正面衝突し、車が炎上する事故の一部始終がカメラに捉えられた。衝突後、センターラインをはみ出した軽乗用車は運転手が車から出た後、車全体が炎に包まれた。衝突された車には男性と妻、2歳の娘が乗っており3人とも軽いけが。軽乗用車を運転していた70代の男性は重傷だという。
雪道で正面衝突…燃え上がる車体
宮城・大崎市で5日午後6時半ごろに撮影されたのは、センターラインをはみ出した対向車と車が正面衝突し、炎上した事故の一部始終だ。
衝突された撮影者は、「全身を強く打って、痛みもあってなかなかすぐに動ける状態ではなかった」と事故を振り返った。

当時、撮影者は車でうっすらと雪が積もる道を走っていた。次の瞬間、対向車がセンターラインをはみ出してこちらへ向かってくると、そのまま正面衝突した。
撮影者は事故当時について、「強い衝撃を受けて上下に飛ばされるというか、何が起きたのかさっぱり最初は分からなかった」と語る。

その後、ぶつかってきた軽乗用車からは炎が上がっていた。しかし、ドライバーは身動きが取れないのか、車から出てこない。その間にも炎はみるみるうちに大きくなっていく。
軽乗用車のドライバーがようやく車から出た後、炎はさらに勢いを増し、車全体が炎に包まれ、大量の煙が立ちのぼる。
雪でスリップか…車に乗っていた双方が重軽傷
衝突された車には男性と妻、2歳の娘が乗っていて3人とも軽いけが。軽乗用車を運転していた70代の男性は重傷だという。

警察は軽乗用車が雪でスリップし、センターラインをはみ出した可能性があるとみて調べている。
(「イット!」 2月7日放送より)
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