熊本・八代市で1月19日、追い越し禁止の道路を走行していたバイクを、後方の車があわや衝突かというほどの距離まで接近して追い越す様子が撮影された。また、1月23日には熊本・九州自動車道でも大型トラックがギリギリの距離で追い越していったという。バイクのライダーは「思いやりを持った優しい運転が必要と感じた」と振り返っている。
新米ライダーが衝突寸前の危機
1月19日、熊本・八代市の道路でカメラが捉えたのは、バイクの後ろを走っていたシルバーの車が、追い越し禁止の道路で車間距離をギリギリまで詰め、イエローカット。

そして、撮影者が乗るバイクを追い越すと、あわや衝突かと思うほどの近い距離にまで迫ってきたのだ。
ライダーは「かなり怖かったです。(車との)間隔があまりにも近くて…」と話す。

ライダーは約1カ月前に免許を取ったばかりで、「(車と違って)バイクは生身なので、非常に命の危険を感じた」と、突然の出来事に動揺したという。
高速道路でも大型トラックに迫られる
しかし、新米ライダーを襲う危険な場面はこれで終わりではなかった。

1月23日、熊本・九州自動車道。この日は高速道路を走っていた新米ライダー。
後方から大型トラックがスピードを上げて迫ってきた、次の瞬間。新米ライダーはまたしても、ギリギリの距離で追い越されたという。

ライダーは「抜くんだったらもっと早い時間に抜いててもよかったんじゃないかなって」と話す。
運転することの怖さを知った今、ライダーは、「思いやりを持った優しい運転が必要になってくるのかなって感じた」とコメントしている。
(「イット!」2月6日放送より)
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