群馬・高崎警察署で6日、「霊媒師」を名乗る介護福祉士の46歳の男が、10代の女性への不同意わいせつの疑いで逮捕された。男はインターネットで知り合った女性に、SNSで「化け物が取り憑いている」などと不安を煽ってホテルに誘い出し、女性の体を触るなどの犯行に及んだ。警察の調べに対し、容疑を認めているという。

霊媒師を装い、女性の不安を煽る手口

6日午前、群馬・高崎警察署でカメラが捉えたのは、うつろな表情を浮かべ、警察車両に乗り込むメガネ姿の男。

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不同意わいせつの疑いで逮捕された、介護福祉士の佐川貴信容疑者(46)だ。「なにもしなければクリスマスまでの余命」と被害者に伝えていた。

佐川容疑者は自らを「霊媒師」と装い、2024年11月、インターネットで知り合った10代の女性にSNSで「お祓いして、空っぽになった貴女に私が全部、私の力を注ぐ」「白蛇の神様を私におろす。そこまでしなければ助けられない」などとメッセージを送信。

化け物が取り憑いているなどと不安を煽り、女性をホテルに誘い出した。

女性の家族への相談で事件が発覚

そして「祓った化け物がまたつかないように一緒に寝よう」と、お祓いに必要な行為と称し、女性の体を触り、抱き寄せるなどの犯行に及んだ。

その後、被害に遭った女性が家族に相談し事件が発覚。警察の調べに対し佐川容疑者は、「女性の体を触りたいという気持ちがあった」と、容疑を認めているという。
(「イット!」2月6日放送より)

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